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会社設立時の末梢神経を大切に

会社設立というのは、大きな企業の系列に入っているとか、あるいは傘下にあるとかという場合や営業譲渡などである程度の路線が敷かれている場合を除くと、先行き見通しがいいとは必ずしも言うことができません。

もちろん、ある程度の勝算があるからこそ会社設立をするのですが、その通りに事が運ぶという保証はほとんどないと言えます。だからこそ会社設立当初は社員全員が、関係する情報には気を配り、ささやかなことも見逃さないで対応するということになります。お客様の何気ない言葉のはしはしにも気を配り、些細なご注文であってもしっかり受け止めようとします。

それによってスタート当初は何事もうまく回転するということに結びつきます。いわば末梢神経を存分に働かせて、もれなく対応するわけです。ところが設立から2ないし3年ほど経過し、ある程度業績が順調に伸びていると、この末梢神経に異変を生じることになります。どのように小さな案件でもものにしようと張り巡らせていた神経が太いところは残っていても、肝心な先端の細い部分がなくなってしまうようなことが起こります。

小さな売上には関心が薄くなり、大きな売上とかマージン率の大きなものばかりにしか目が向かなかったり、気配りをしなくなってしまうのです。そこから綻びが起こり、やがて社業全体に悪い影響が起こりかねないのです。だからこそ会社設立当初に誰しもが磨いていた末梢神経は年月が経過しても大事にしておく必要があると言えます。そのことはビジネスの基本とも言えることなのです。

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